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プロップファームのコンシステンシールール:計算式と具体例

プロップファーム6分で読めます更新English

要点コンシステンシールールは、総利益に占めるベストデイ(最も利益が大きかった日)の割合に上限を設けるルールです。判定はベストデイ ÷ 総利益。大勝ちした日のあとに必要な利益は、ベストデイ ÷ 上限で求めます。50%ルールでベストデイが$1,900なら、目標が$3,000でも総利益$3,800が必要です。2026年10月に確認した上限は、ファームと口座によって20%から55%まででした。
目次
  1. 計算式
  2. 5日間の具体例
  3. 先物プロップファーム3社の適用方法(2026年10月確認)
  4. 始める前に確認すべきこと
  5. コンシステンシールールと付き合う5つの方法
  6. ほかの上限との関係
  7. スプレッドシートなしで確認する

プロップファームのコンシステンシールールとは、1日のベストデイの利益が総利益の一定割合を超えてはいけない、というルールです。判定はベストデイ ÷ 総利益。上限を超えている場合、必要な総利益はベストデイ ÷ 上限です。ファームはこのルールで、たまたま1日大勝ちしただけで評価に合格したり、出金できたりするのを防いでいます。

このルールで口座が失格になることはまれです。たいていはゴールが遠のくだけ。3日で利益目標に届いたトレーダーが、1週間後もまだトレードを続けていることがあるのはそのためです。

計算式

覚えておく計算は2つだけです。

ベストデイ% = ベストデイの利益 ÷ 総利益
必要な総利益 = ベストデイの利益 ÷ コンシステンシー上限

総利益はネットです。負けた日があると減ります。つまり、大きく勝った日のあとに負けると、ベストデイの割合は下がるのではなく上がります。

初日からルールの範囲内に収めたいなら、もう1つ知っておきたい数字があります。

1日の利益キャップ = コンシステンシー上限 × 利益目標

目標$3,000なら、キャップは55%で$1,650、50%で$1,500、40%で$1,200、30%で$900。毎日これを下回っていれば、このルールで遅れることはありません。

5日間の具体例

利益目標$3,000の50K評価口座。この週の成績は次のとおりです。

曜日日次損益総利益その時点のベストデイベストデイ%
月+$400$400$400100%
火+$1,900$2,300$1,90082.6%
水−$300$2,000$1,90095.0%
木+$600$2,600$1,90073.1%
金+$700$3,300$1,90057.6%

金曜日の時点で、口座は目標を$300上回っています。しかし、ベストデイの火曜日は総利益の57.6%。よくある上限ごとに、このトレーダーにとっての意味を見てみます。

コンシステンシー上限必要な総利益残り
55%$1,900 ÷ 0.55 = $3,455$155
50%$1,900 ÷ 0.50 = $3,800$500
40%$1,900 ÷ 0.40 = $4,750$1,450
30%$1,900 ÷ 0.30 = $6,333$3,033

同じ週、同じトレードです。55%ルールなら小さなプラスの日があと1日でゴール。30%ルールなら、目標1回分以上をさらに稼ぐ必要があります。水曜日にも注目してください。−$300の日で、ベストデイの割合が82.6%から95%に上がっています。

さらに落とし穴があります。あとの日に$1,900を超えると、その日が新しいベストデイになり、必要な総利益がまた増えます。不足分を1日の大勝ちで埋めようとすると、かえって悪化することがあります。

先物プロップファーム3社の適用方法(2026年10月確認)

考え方はどこも同じですが、割合、適用される段階、ペナルティは異なります。以下は2026年10月5日に各ファームの公式ヘルプセンターから確認した内容です。ルールは頻繁に変わるので、頼る前にご自身のファームの最新ページを確認してください。

Topstep

  • Trading Combine:コンシステンシーターゲットは55%。Topstepの表現では、1日のベストデイの利益は利益目標の55%以下に収める必要があり、ベストデイ ÷ 総利益で判定されます。超えると利益目標が引き上げられます。Topstep自身の例:ベストデイ$1,800 ÷ 0.55 = 必要額$3,273。
  • Express Funded Account:別に40%のコンシステンシー目標があり、1日の最大純利益 ÷ 総純利益で計算されます。
  • Topstepによると、55%は厳格なラインで、四捨五入も余裕もありません。

Tradeify

  • Select評価:40%。評価段階のみで、ファンデッド段階にはルールがありません。
  • Growth simファンデッド:出金に35%。
  • Lightningファンデッド(2025年9月12日以降に購入したもの):1回目の出金は20%、2回目は25%、3回目以降は30%。
  • Tradeifyの計算式:日末損益の最大値 ÷ コンシステンシー% = 必要な総額。ルールに違反してもトレードは続けられますが、範囲内に戻るまで出金申請はできません。

MyFundedFutures

  • Rapid EODプラン:30%。Rapid IntradayプランとProプラン:50%。
  • Builderプラン:評価段階ではルールなし、シミュレーションのファンデッド段階では50%。
  • MFFは、上限を超えても口座違反にはならず、コンシステンシーを満たすまでトレード日数を重ねる形になると明記しています。

TJが追跡しているほかのファームは、公式ページへのリンク付きでプロップファームのルール早見表に載せています。ご自身のファームが載っていなければ、そのヘルプセンターで「consistency」と検索してください。

始める前に確認すべきこと

  1. 上限は何%で、総利益に対して測るのか、利益目標に対して測るのか?
  2. 適用されるのは評価段階か、ファンデッド口座か、その両方か?
  3. 「1日」は暦日か、トレーディングセッションか? どのタイムゾーンでリセットされるか?
  4. ネット損益(手数料控除後)で測るのか、グロスか?
  5. 超えた場合はどうなるか:目標の引き上げ、出金の延期、それ以外?

答えによって計算が変わります。利益目標に対するルールのほうが、総利益に対するルールより計画を立てやすいです。キャップが動かないからです。

コンシステンシールールと付き合う5つの方法

  1. セッション前に1日のキャップを把握する。プランのいちばん上に「上限 × 目標」を書きます。50%ルールで目標$3,000なら$1,500。
  2. 普段の良い日がキャップに収まるサイズにする。いつもの勝ちトレードが2Rでキャップが$1,500なら、1トレードあたりのリスクを$250にすれば勝ちトレード3回分の余裕があります。計算方法はNQ・ES・ゴールドのポジションサイズの記事で紹介しています。
  3. キャップに達したときの行動を事前に決めておく。その日は終えるか、プランに合うトレードだけにするか。その場で決めようとすると、ルールは破られがちです。
  4. 大勝ちの日を、さらに大きな勝ちで取り返そうとしない。具体例のとおり、新しいベストデイはハードルを上げます。
  5. 割合を毎日チェックする。出金日にしか確認しないルールは、いずれ思わぬ結果を招きます。

これは戦略の推奨ではありません。すでに同意したルールの範囲内にとどまるための方法です。

ほかの上限との関係

コンシステンシールールは、ドローダウンや日次損失上限と並んで存在し、それぞれ逆方向に働きます。ドローダウンは大きく負けた日を罰し、コンシステンシールールは大きく勝った日を罰します。両方をあわせると、安定して同じくらいの日を重ねることが評価されます。フロアの動き方をまだ学んでいる途中なら、トレーリングドローダウンと日次損失上限の違いと、ステップごとのプラン先物プロップファームのチャレンジに合格する方法を読んでみてください。

スプレッドシートなしで確認する

手早く確認するなら、無料のプロップファーム ドローダウン計算ツールにコンシステンシーのセクションがあります。ベストデイ、上限、目標を入力すると、必要な総利益と、ルールの範囲内に収まる1日の最大利益がわかります。

日々追跡するなら、TJはファームのコンシステンシー上限を日次損失上限やドローダウンと一緒に管理し、トレードを記録するたびにベストデイの割合を更新して、上限に近づくと警告します。主なプログラムの上限はあらかじめ入力されていますが、ファームはルールを変更するので、すべての値を編集できます。プロップファーム向けトレード日誌のページをご覧ください。

ファームのルールは、下記の公式ヘルプページで2026年10月5日に確認したものです。必ずご自身のファームの最新ルールで確認してください。TJはトレード日誌ソフトであり、金融アドバイスではありません。

よくある質問

プロップファームのコンシステンシールールはどう計算しますか?

ベストデイの利益を総利益で割ります。結果がファームの上限を超えていれば、ベストデイを上限で割ると、必要な総利益がわかります。例:ベストデイ$1,900で50%ルールなら、総利益$3,800が必要です。

コンシステンシールールに違反すると口座は失格になりますか?

2026年10月に確認したファーム(Topstep、Tradeify、MyFundedFutures)では、失格にはなりません。上限を超えると、通常は必要な利益が増えるか、出金が遅れます。ペナルティはファームによって異なるので、ご自身のファームのルールを確認してください。

負けた日もコンシステンシールールに影響しますか?

影響します。総利益は通常ネットなので、負けた日があると総利益が減り、ベストデイの割合が上がります。

Topstepのコンシステンシーターゲットとは?

Trading Combineでは、Topstepのベストデイは利益目標の55%以下に収める必要があり、ベストデイ ÷ 総利益で判定されます(2026年10月5日確認)。Express Funded Accountには、別に40%のコンシステンシー目標があります。

コンシステンシールールで合格が遅れないようにするには?

上限に利益目標を掛けて1日の利益キャップを出します(例:50% × $3,000 = $1,500)。そこに達したら、その日は終えるかサイズを落とすと決めておきます。

クリックする前にベストデイ%を把握

TJはトレードを記録するたびに、日次上限やドローダウンと並べてコンシステンシーを追跡し、ルールに引っかかる前に警告します。ベータ期間中は無料です。

出典